JAPAN IP STUDIO

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2011-01-01から1年間の記事一覧

【本】放射能からママと子どもを守る本

放射能についての正確な理解が出来る。我々の理解の原点が、ヒロシマとかチェルノブイリとかだったりすので、今回の福島原発の様な事例のときの対処法について、理解を改めることが出来た。半減期が長い放射性物質に注意するとか、一定量なら摂取しても体外…

【漫画】機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (23)

ついに完結。アニメ本編だと、サクッと済まされていたア・バオア・クー内でのジオン内紛の仔細や、アムロとシャアのサーベル対決の始終が細かに描かれている。いやぁ、実に楽しかった。連邦軍・ジオン軍の軍事技術開発競争、政治の虞にされる前線部隊の悲哀…

【催し】誕生25周年記念 ドラゴンクエスト展

六本木ヒルズで開催のドラゴンクエスト展へ。過去の名作を振り返るコーナーや、懐かしのキャラクターが展示されており、かなりテンションが上がった。世代別にハマッた作品が異なると思うが、自分はダントツでⅡ。楽しかったー。 www.dragonquest.jp

【本】政治家はなぜ「粛々」を好むのかー漢字の擬態語あれこれ

タイトルからネガティブな漢字解説の本かと思いきや、とても素直に漢字熟語の生立ちを説明した本。「粛々」はじめ、「堂々」「丁寧」「揶揄」「逍遥」「酩酊」「齷齪(アクセク)」「矍鑠(カクシャク)」「悠々」「飄々」などの語源を、中国の漢詩、転じて日本の古典などから紐解いていく。漢…

【本】穴らしきものに入る

タイトルの意味不明さと表紙のコミカルさに釣られて、読んだ。日本ホラー小説大賞の短編賞受賞作なのだが、ホラーというよりは、日常にあるちょっとした可笑しな事象を極端に違った方向からみつめた設定の話が多かった。なかでも4話目の「エムエーエスケー」は…

【本】遺書ー5人の若者が残した最期の言葉

自殺で亡くなった5人の若者について取上げ、その事象の経緯、自殺者の生立ちや周辺環境、遺族や友人へのインタビューなどをレポート形式で書いている。感想は・・・何かこう適切な形容が見つからない。事実だけを淡々と読み込んでいくと、厳然たる事実だけが…

【催し】志の輔らくごin赤坂ACTシアター (立川志の輔)

志の輔らくご@赤坂ACTを観てきた。演目は、創作落語2つ「異議なし!」「みどりの窓口」に古典落語1つ「柳田格之進」の合計3つ。18:30開演で御開きになったのが21:20、アッという間だった。前半2つの創作落語は、ボケボケの話で爆笑。「柳田格之進」は、オチ…

【漫画】日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典

こういう風に教えてほしかった、古文。マンガ「日本人の知らない日本語」の原作者・漫画家の最新刊。枕草子、紫式部日記、方丈記、徒然草などを現代風にキャッチーに解説してくれている。もっかい読み直してみようかな、古典文学。 日本人なら知っておきたい日…

【漫画】乙嫁語り(1)

中央アジアの遊牧民の生活ぶりを描いた漫画で、年代は19世紀後半を描写している。ロシア始めとする周囲の列強が軍事国家化する中、狩猟や裁縫などを行いながら生活する遊牧民の生活が事細かに紹介されている。集落に同居する英国人学者を登場させることで、…

【漫画】アド・アストラ(1)

紀元前3世紀の共和政ローマとカルタゴの争いを、2人のカリスマ、スキピオ(ローマ)とハンニバル(カルタゴ)を中心描いている。そもそも取扱テーマが漫画としては異例で面白い。約20年に亘る第二ポエニ戦争がどのように描かれるのか、今から楽しみ。 アド・アス…

【本】残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

ネガティブというか超客観的というか、自分は本来的にたいしたものじゃないし急に自己啓発したって天才にはならないよ、ってなことを延々書いている。自分が受けた遺伝的特性を知り、自分の存在価値の発揮方法を見出して、それを狭い社会ではなく広い社会に…

【映画】東京原発

仮想の原発事故の様子を描いた映画「みえない雲」を見たあと、続け様に見た。原発推進派の見解を知りたかったので。だが見てみると、さにあらず。都知事が突如公言した原発誘致に、反対派が呼んだ学者の口を通じて、現行の原発行政の支離滅裂・悪逆無道ぶりを…

【映画】みえない雲

先日読んだ「みえない雲」の映画版。都市近郊で起きた原発事故後のパニックを、リアルに描写している(勿論フィクションだが)。特に、被曝者を取巻く周囲の心理変化が、同情から差別に変わるところがなんとも怖い。これによって、ドイツは一気に民意が脱原発に…

【本】ちいさなちいさな王様

ドイツ作家の絵本、というべきかちょっとした挿絵入りの小物語。登場する王様は、大きく生まれてだんだん小さくなっていくという、人間界と逆の年の取り方をする。その王様が主人公の冴えない中年男性との掛合いを繰り返していく。人が成長するとはどういう…

【本】葬式仏教の誕生ー中世の仏教革命

葬送がケガれの対象から、ホトケに変わっていった歴史的遷移が分かる。鎌倉期、官僧から外れた遁世僧が、人が本来的に求めるマトモな葬送を提供し始めたのが、今の葬式仏教のハシリらしい。やはりいつの世もどの業界も、ベンチャーが新たな価値観を創ってい…

【本】マツ☆キヨ

帰宅時間的に殆ど観たことないが、「ホンマでっか!?TV」の池田教授とマツコ・デラックスの対談本。イマドキの便乗本かと思ったが、扱っている話題は結構重たくて、しかも単なる小賢しい批評家だと思っていたマツコが持論を展開している点も結構興味深い。…

【本】コミック みえない雲 (小学館文庫)

イツ原作本の邦訳をコミック化したもの。原作は、チェルノブイリ事故後に書かれたもので、ドイツで原発事故が起きたら?という想定で物語が進む。本書籍がドイツ世論を脱原発へと進めたとのあとがきもあったが、これについては「?」な印象。それが事実だとし…

【本】たった一度の人生を記録しなさい

中身も確認せずに手に取ったのだが、完全にiPhoneユーザ前提の記録管理ノウハウが延々書いてある。経営者には畏敬の念を禁じ得ないが、その製品とは全く縁が無い自分としては、殆ど参考にならなかった・・・残念。まだスマホすら手にしたことないし。何でも…

【本】イラスト図解 城 (イラスト図解シリーズ)

歴史ヲタク、城ヲタクにはたまらない本。ハッキリ言ってさらさらっと読める本なのだが、この城はあぁだったとか、こういう風に攻めたら/守ったら愉しいな、とか妄想がとめどなく膨らむ本。・・・ってまぁ、城に関心無いヒトには共感頂けないだろうが。まぁ、…

【アニメ】あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

アニメ「あの花」。フジテレビ深夜アニメ枠「noitamina」で4日(火)から4夜連続で全11話が再放送されていて、全話見た。フィクション映像で久々に泣けた。基本、実話のドキュメンタリー的な感じのでしか泣けてこないのだが、これはかなりキタ。仲良し幼馴染の…

【本】証券会社が売りたがらない米国債を買え!

本「マッチポンプ売りの少女」で、日本の財経破綻をより身近に意識したところで、資産の防衛策の選択肢を増やそうと思い、読んでみた本。米国債についてのメリットがメジロ押し、ってところについては反対論者の書いた本でも読んでさらに賛否双方理解したいが…

【本】明治の巨人 岩崎弥太郎

「小説三井高利」で三井の起源について知ることが出来たので、今度は岩崎弥太郎を、と思って読んだ本。岩崎弥太郎を書いた本は多かったのだが、兎に角大河ドラマ「竜馬伝」で描写された虚像でなはいリアルな岩崎弥太郎について書いてあるっぽい本にした。彼の起…

【漫画】機動戦士ガンダムUC バンデシネ(1)

ハッキリ言って、初代ガンダム(かろうじてそのあとのZガンダム)しか没頭出来なかったクチなのだが、友達から薦められて手に取った。刊行されている1~3巻を一気に読んだ。まず、その陣容にビックリした。キャラ設定に初代ガンダムの安彦良和、ストーリーは…

【本】ルフィの仲間力 『ONE PIECE』流、周りの人を味方に変える法

ルフィの仲間力 『ONE PIECE』流、周りの人を味方に変える法 作者:安田 雪 アスコム Amazon 社会ネットワーク分析の安田教授が、真面目にONE PIECEの分析を試みた本。NHK「クローズアップ現代 漫画"ワンピース"メガヒットの秘密」でも、彼女の分析結果が起用さ…

【漫画】新C級さらりーまん講座(1)

新C級さらりーまん講座(1) (コミックス単行本) 作者:山科けいすけ 小学館 Amazon ビックコミックで連載の4コママンガの単行本。何が「新」なのか分からんけど、相変わらず面白い。なんでも連載20年なんだと。激変するビジネス環境の中にあって、ジャパニ…

【本】マッチポンプ売りの少女 ~童話が教える本当に怖いお金のこと~

マッチポンプ売りの少女 ~童話が教える本当に怖いお金のこと~ 作者:マネー・ヘッタ・チャン あさ出版 Amazon 先日読んだ、「ヘッテルとフエーテル」の続編。前回は、ただ単に世の中のオカネの仕組みを皮肉交じりで解釈した内容だったが、今回は更に毒っ気が…

【本】こんな時代を生き抜くためのウラ「お金学」講義

こんな時代を生き抜くためのウラ「お金学」講義 作者:内藤 忍 大和書房 Amazon なんか特別なことが書いてあるのかと期待して読んだが、特筆すべき内容無し。あたり前のことをスラスラーって書いてある。でも、オカネに無頓着な大半の日本人は、ここに書かれ…

【本】小説 三井高利

小説 三井高利 作者:羽佐田直道 アニモ出版 Amazon 週刊ダイヤモンド17/Sep「商社の正体」で、商社の現状をオサライ出来たら、「そもそも商社の起源って何なんだ?」って疑問が沸いて、手に取った本がコレ。三井(三越)の祖である三井高利の伝記で、史実に基づい…

【本】「のび太」という生きかた

ポケット版「のび太」という生きかた 作者:横山泰行 アスコム Amazon たまたま装丁がかわいかったんで、手に取って読んでみた。よく見たら、2004年の刷り直しだった。日々のストレスへの対応、コミュニケーション能力の養い方、などのび太の日々の生活を参照…

【本】ヘッテルとフエーテルのいにくいアサヒるの子 お金のために平気でウソをつく人たち

ヘッテルとフエーテルのみにくいアサヒるの子 お金のために平気でウソをつく人たち 作者:マネー・ヘッタ・チャン 幻冬舎 Amazon 日本人のカネ音痴や衆愚っぷりを風刺しまくった本。サイコーに面白い☆国家、権力者、カリスマと呼ばれる人たちが一方的に動かす…