JAPAN IP STUDIO

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2011-01-01から1年間の記事一覧

【本】システム障害はなで二度起きたか みずほ、12年の教訓

現業の参考になればと思って、読んでみた。 この1年、現業と真剣に向合う中で出した自分なりの答えと、本の論旨がほぼ同じだったので、普通に考えればみな同じ考えになるのね、という確認になって良かった。 要するに、システム障害は突き詰めていくと、極め…

【本】東京見物

70年前の子供用絵本をベースに、2009年現在の東京の様子を、昔と同じタッチで書起した2冊構成の絵本。 70年前とガラッと変わっちゃった景色に感慨を深めつつ、ほんの一部、今も70年前も全く変わらない景色があることに驚いたり。 今から更に50年後くらいに第…

【本】殺人鬼フジコの衝動

「働かないアリに意義がある」を読んで虫の一見無秩序とも思える行動の究極なまでの社会性を理解したところで、今度はその真逆、一見秩序だった行動を取るヒトの反社会性について知りたいなと思って読んだ本。 ナンチャラ心理学みたいな難解な新書読むのが鬱…

【本】いつか、菜の花畑で~東日本大震災を忘れない~

実体験者と著者のイマジネーションが、リアルな描写となって、物凄い引きこまれる。 しかも、悲しいだけぢゃない。 最後の話は、母親をなくした女の子が学校の卒業式で答辞を述べたときの話。 自身も辛かろうに明日への力を鼓舞する10代の子が居る中、デリカ…

【本】日本人の9割に英語はいらない

あまのじゃくな性格の元MS社長が、日本の英語盲信を散々にこきおろした著作。 この人、本書くたびに賛否が割れるんだそうだが、個人的には結構賛同出来る内容が多かったな。 英語が出来てもバカはやっぱりバカ、日本コテコテ企業ほど英語化にこだわる、海外…

【本】働かないアリに意義がある

コレ、素直に面白かった☆ 当の筆者は、愚直な程にアリとかハチとかの習性や社会性について研究成果を述べているのだが、すごく平易な言葉で書いてくれているので、とても理解し易い。 巣の中で一見サボッてるように見えてある局面で急に頑張るアリ、フリーラ…

【雑】うなりやベベン「平家物語」

最近気に入ってる曲。 うなりやベベンの「♪平家物語」。 あの平家物語を三線でロックな感じで唄っている。 そも、平家物語は机でつまんなくダラダラ聞くもんぢゃなく、こうやって聞くもんなんだと思った。だって昔だって琵琶にのせて吟じられてたわけだから。…

【本】逆境を生き抜くリーダーシップ

米国大手鉄鋼メーカー、ニューコアの社長が書いた経営論。 といっても、堅苦しい論調では無く、とても平易な言葉で書かれている。 興味深いのは、彼の経営手法。 極めて日本流なのだ。 技術にこだわる、社員を切らない、現場至上主義など。 この手法で、彼は…

【映画】木を植えた男

世界的アニメーション作家バックの短編アニメの代表作を一気に観られる。 すごく良かった。 色鉛筆なラフタッチな絵のパラパラ漫画の様な手法なのだが、絵一枚一枚が絵画的で温度感があって引き込まれる。 観たのは『木を植えた男』、『トゥ・リアン』、『大…

【本】石田禮助の生涯 「粗にして野だが卑ではない」

チームドラゴンの松本龍が復興相を辞して1ヶ月余り経ったが、彼の辞任時のコメント「粗にして野だが卑ではない」は元は石田禮助の言葉。 で、ずいぶん前に読んだ『粗にして野だが卑ではない 石田禮助の生涯』を思い出した。明治~大正~昭和の三井物産を支え、…

【本】成功する人は缶コーヒーを飲まない

(2011年8月読了) タイトルがキャッチーで思わず手に取ったんだが、とても勉強になった! 要点は、砂糖・炭水化物の過剰摂取がカラダを壊す、というもの。 しかも、それは自分が意識していないところから起きると警告している。 朝やブレイクの加糖コーヒー、…

【漫画】センゴク外伝 桶狭間戦記1~5(完)

(2011年8月読了) ちょっと前になるが、『センゴク外伝 桶狭間戦記』が終わった。 仙石秀久を描いた『センゴク』のスピンオフにあたる本作は、今川義元と織田信長が桶狭間で相見えるまでを描いている。 今川義元の名君たる所以を細かに描いていることも興味深…

【雑】うどんや風一夜薬 しょうが飴 辛味絶佳

ここ20年くらい風邪はひいたことが無いのだが、極たまに、極めて稀にノドが痛くなることがある。 長らく、龍角散ののど飴が一番良いと思ってたんだが、この『うどんや風一夜薬』ののど飴が一番好き。 冬季限定で発売される「辛味絶佳」は特にしょうがが効いて…

【本】入社1年目の教科書

(2011年8月読了)飛行機で、1~2時間くらいでササッと読んじゃった。 入社間も無い人や、内定者で来年入社する人は読んだら面白いかも。 「中堅」にとっては、今ちゃんと実践出来ていない社会人の初期動作をチェックする意味ではチェックシート的な本。 書いて…

【本】「ワンピース世代」の反乱、「ガンダム世代」の憂鬱

タイトルがあまりにキャッチーなんで、つい手に取ってアッという間に読んじゃった、『「ワンピース世代」の反乱、「ガンダム世代」の憂鬱』。 コンサルが誘導的な極論・暴論で論を進める節も否定しないが、なかなか言い得て妙な整理だと思った。 なんかの雑誌で…

【本】広辞苑の中の掘り出し日本語

日本語の奥深さを改めて実感する・・・というと大袈裟だが、著者の個人的な思いでピックアップした「そんな日本語あったんだ」という言語を取上げている。一枚かわ:1歳上の姉女房。心:ウラと読む。表に見えないことから。枝の雪:苦学すること。勉学に勤し…