TPP亡国論のあと、昨年暮れに出た日経ビジネス｢TPP亡国論のウソ｣を読む。
実態を客観的に判断したかったので。
多少、恣意的な論調はあるが(そもそも日経がTPP推進論調なので気を付けねばいかん)、数的根拠も客観的だし、加入後の市場予測も別に楽観的な印象は受けなかった。
やはり、自分はこちらの論調に賛同する。
結局のところ、｢始めないから何も起きないのか｣、｢何もしないから始まらないのか｣という対極的な思考の衝突なのだと思った。
我々にとって不便なのは、さっきの本(｢TPP亡国論｣)とこの雑誌特集が取り上げる数的根拠がそもそもズレている点。同じ資料の数字を使って、一遍議論して欲しいものだ。
