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【催し】志の春落語劇場 IN 築地 (立川志の春)

前座さんに続いて、志の春による3席。
「ナンシー」は、サラリーマンの上司・部下の滑稽な遣り取りの創作落語。バレンタインチョコの義理、本命とは何ぞやで力説を唱える上司の言動が兎に角面白い。
「ぬれ船頭」は、舞台は江戸時代ながらこれも創作落語だという。川に落っこちてしまうことの多い男性の顛末をゆったりとしたトーンで。
「大工調べ」は、因業親父の長屋の大家と言動が粗雑な大工の棟梁との噛み合わない大喧嘩が見せ所の古典もの。演目としては、立川談春が物凄い剣幕でまくしたてるのを数回観ているが、こちらもまた観ていておおいに楽しませて貰った、まるでジャズのソロパートの様でひとしきり喧嘩が終わると客席の一部からは感嘆の声と拍手なぞも。