小曽根も上原も、チックコリアが生前から共演していな仲で、今回もtributeではなく、3人でやりたかったと冒頭小曽根が発言していた。
前半。チックのHumpty Dumpty、次いで各々の持ち曲(O'berek、Fortitude)をデュエット形式にて披露し、上原曰く枕元のチックから薦められたガーシュウィンの楽曲3つをアレンジして披露。
後半戦は、チックがゲイリーバートンとやったcrystal silenceを小曽根真のソロで、children's songs No.4を上原ひろみがソロで、そのあとチックが晩年好んでセットリストに入れていたfantasy for 2 pianosを文字通り2台ピアノで、アンコールはspainを2人がフルスロットルで。
大満足。
2人のピアニストの傾向がかなり異なってきているのにも新しい発見が。
よりクラシック的なアレンジに向かう小曽根と、よりノージャンル(ある種打ち込み系やアニソン/ゲーム楽曲的)に向かう上原が、同時に堪能出来たのは行幸。
あ、ちなみに下の写真は恒例、上原ピアノの調律。ライブの最中に早くもズレる。笑