【映画】オリエント急行殺人事件

アガサ・クリスティ原作、名探偵ポワロの謎解き推理小説の映画化。原作発表は1934年というから、もう80年以上も前の作品だ。1974年に一度映画化され、その後2001年にアメリカで、2010年にイギリスで、2015年に日本でドラマ化されたが、長編映画は1974年作品以来40年以上無かったことになる。
小説の和訳本を中学生か高校生時分に読んだきり殆ど触れることが無かったが、見ていくうちに、記憶が甦り、終盤に向かって興奮していった。演者も、監督兼主演のケネス・ブラナーが英国人ながらベルギー人のポワロを見事に演じてみせ、その脇に、ペネロペ・クルス(｢パイレーツ・オブ・カリビアン｣)、ウィレム・デフォー(｢イングリッシュ・ペーシェント｣)、ジュディ・デンチ(｢恋におちたシェイクスピア｣)、ジョニー・デップ(｢パイレーツ・オブ・カリビアン｣)、ジョシュ・ギャッド(｢ピクセル｣)、デレク・ジャコビ(｢英国王のスピーチ｣)、ミシェル・ファイファー(｢バットマンリターンズ｣)ら豪華布陣。
トルコのイスタンブールを出発してヨーロッパに向けて疾走する蒸気機関車の壮大な映像も圧巻。

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