2022年３月公開のアニメ映画。
1980年代に著された大ヒット小説のアニメ化で、1988～2000年に一度アニメ化されたのちに｢新編(Die Neue These)｣が新たにアニメ化、2018年(第1期｢邂逅｣全12話、テレビ放送)、2019年(第2期｢星乱｣全12を3分割して劇場公開)に続く第3期｢激突｣。今回も全12話の3分割劇場公開となり、今回は通し番号で第25～28話、第3期第1章となる。
銀河を舞台としたSF大河ドラマで、主として帝国側トップのラインハルトと自由惑星同盟トップのヤンの両雄の争いを壮大な世界観で描いている。
今作は時系列的に、その前(第2期で描かれた)に双方の国とも大きな内紛が勃発しており、その大きな傷跡からの復活が丁寧に描かれており、副題の｢激突｣への予感を感じさせる形で第28話が終了している。
国家と人の関係性、リーダーシップある帝国主義とリーダーシップ無き民主主義の善し悪し、身分社会の功罪、などが秀麗な画、一流の声優やナレーションによって見事に描写されており、原作小説同様に、非常に考えさせられる内容となっている。
制作Production I.G.(｢攻殻機動隊｣)、監督多田俊介(黒子のバスケ：監督)、構成高木登(黒子のバスケ：構成)、声優宮野真守宮野真守(｢STEINS;GATE｣：岡部倫太郎)、鈴村健一(銀魂：沖田総悟)、梅原裕一郎(ゴブリンスレイヤー：ゴブリンスレイヤー)、梶裕貴(進撃の巨人：エレン・イェーガー)、諏訪部順一(Fate/stay night：アーチャー)、小野大輔(ジョジョの奇妙な冒険：空条承太郎)、中村悠一(魔法科高校の劣等生：司波達也)、竹内良太(魔法使いの嫁：エリアス・エインズワース)、坂本真綾(<物語>シリーズ：忍野忍)、花澤香菜(化物語：千石撫子)、稲田徹(∀ガンダム：ハリー・オード)、安元洋貴(鬼灯の冷徹：鬼灯)、斉藤次郎(僕のヒーローアカデミア：紅頼雄斗)、東地宏樹(FAIRY TAIL：パンサー・リリー)、古谷徹(機動戦士ガンダム：アムロ・レイ)、下山吉光(ヘボット!：ハッカネズミ)、川島得愛(ベイマックス：ベイマックス)、遠藤綾(おそ松さん：トト子)、三木眞一郎(｢鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST｣：ロイ・マスタング)、山路和弘(進撃の巨人：ケニー・アッカーマン)、平川大輔(鬼滅の刃：魘夢(下弦の壱))、小野友樹(ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない：東方仗助)、鈴木達央(七つの大罪：バン)、石川界人(ハイキュー!!：影山飛雄)、大塚芳忠(ゴールデンカムイ：鶴見中尉)ら。
