2021年4月開始の新アニメ。
漫画原作のアニメ化。
原作漫画は、私も大好きな作品の一つである｢四月は君の嘘｣の新川直司によるものだったので、放送前から期待していた。
高校女子サッカーに焦点を当てた王道青春群像劇で、表題のクラマーは独ドルトムント出身のデットマール・クラマー氏を指しており、彼が選手引退後来日し、当時低迷していた日本サッカーの指導者を率いたことからして、今作も主人公の女子高生たちとこれを指導する女性監督(元女子サッカーエース選手)との絆を軸に描いた作品になっている。
制作ライデンフィルム(｢はねバド!｣｢寄宿学校のジュリエット｣)、監督宅野誠起(｢山田くんと7人の魔女｣｢寄宿学校のジュリエット｣)、構成高橋ナツコ(｢もやしもんリターンズ｣｢ゆゆ式｣)、声優島袋美由利(｢はねバド!｣｢キャロル&チューズデイ｣)、若山詩音(｢空の青さを知る人よ｣)、黒沢ともよ(｢あかねさす少女｣｢からくりサーカス｣)、悠木碧(｢魔法少女まどか☆マギカ｣｢幼女戦記｣)、古城門志帆(｢DRIFTERS｣｢石膏ボーイズ｣)、嶋村侑(｢進撃の巨人｣｢寄宿学校のジュリエット｣)、山田麻莉奈(｢雨色ココア sideG｣｢シーサイド荘のアクアっ娘｣)、前田玲奈(｢人生相談テレビアニメーション"人生"｣｢それでも世界は美しい｣)、和氣あず未(｢刀使ノ巫女｣｢異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術｣)、甲斐田裕子(｢約束のネバーランド｣｢とらドラ!｣)、諏訪部順一(｢テニスの王子様｣｢超訳百人一首 うた恋い。｣)、早見沙織(｢幼女戦記｣｢あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。｣)、石川由依(｢進撃の巨人｣｢ヴァイオレット・エヴァーガーデン｣)、小市眞琴、牧野由依(｢Angel Beats!｣｢C｣)、大森日雅(｢七星のスバル｣｢邪神ちゃんドロップキック｣)、黒田崇矢(｢放課後さいころ倶楽部｣｢ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-｣)。
スタッフ、声優ともに申し分ない布陣なのだが、良くも悪くも、優しい原作漫画の画のタッチがそのままアニメ化されており、それが特にサッカーのプレイシーンにおいては動的なインパクトが弱く見える。そのほかの人物同士の会話のシーンなどでは然程気にならないのだが。
いろいろな意味で、漫画のアニメーション化の難しさを改めて実感する。
原作漫画推しなので、引き続き観ていこうとは思う。
