いつぞやのニュートリノの騒ぎ(光より速い)のとき、いまいち原理を理解出来ず、普段滅多に手に取らない類の雑誌を手に取った。
かなり簡単に説明してくれている様なのだが、やはりいきなり物理学はハードルが高い。何遍も読み返さないと頭に入ってこない。
だが、物理初級者にも、相当面白い内容だった。
｢相対性原理｣と聞くと｢？｣って感じだが、イラストで｢飛行機に乗っているときにボールを真上に投げると凄い勢いで後ろに飛んでいかない｣と説明されると頭に入ってくる。
｢相対性理論｣の前提が、光速＝電子質量無限大＝時間ゼロなので、ニュートリノが光より速いことになると、時間ゼロ以下＝過去？っていう理屈になっちゃうのか、というのが目下の学界の関心事ということも分かった。
キップ・S・ソーンという相対性理論権威が、滅茶苦茶真面目に、タイムトラベルについて研究をしていることも分かった。ドラえもん、Back to the Futureの世界観を、理論で解明しようとしていることにビックリ。
